歯並びが笑顔に自信が持てて健康的に見え好印象です。外観だけでなく、歯の噛み合わせをよくすることでしっかり噛めたり、発音がよくなったり、顎関節への負担が少なくなる、虫歯や歯周病のリスクが軽減されるなど歯並びが良くなることで得られるメリットはたくさんあります。手術が必要なほど大掛かりな症例には対応できませんが、宇都宮市の歯医者としてできる限りの治療を提供したいと思っています。
学校検診や事業団検診等で「歯並び」が要再検査とか要精密検査との指摘があって受診する方も増えました。ご自身では歯並びが悪いと思ってないのに指摘を受ける場合がありますが、その場合はやはり専門職である歯科医師から見て将来的に身体に負担がかかると思われるぐらいの不正があります。10代の子がするものと思われがちの歯列矯正ですが、成人矯正をする方も増えています。以前の成人は「見ため」重視の傾向がありましたが、最近では先々のことを考えて「自分の歯で一生過ごすため」に成人矯正を望まれる方が増えつつあります。具体的な治療方法、治療期間、治療にかかる費用は精密検査をするまでわかりませんが、矯正治療には数年程の長い時間が必要になります。矯正治療において治療途中で転院することはデメリットが多くあまりお勧めまできせん。宇都宮市には矯正歯科のある歯科医院がたくさんありますので、通いやすく通い続けやすい歯科医院をお選びいただきたいと思っています。
年々、歯並びや噛み合わせについてのご相談が増えてきて、皆様が痛いところを治すという最低限の関心ではなく、歯に対してより高い関心を持ち健康に過ごそうとしているという熱意を感じます。「歯並びが悪い」という漠然としたものから「歯が重なって生えている」「八重歯」「受け口」「出っ歯」などの具体的なものまで様々なご相談があります。時間と費用がかかる、抜歯をするのかしないのか、装置に慣れることができるかなど、不安で二の足を踏んでしまいがちですが、ご自身が気になる点(歯がガタガタ、出っ歯など)と不安な点(痛みはないのか)、ご希望(通院可能な曜日、時間帯などやお支払方法など)をしっかり伝えてご相談をすることから始めてみましょう。
矯正治療を受ける際は、最初にカウンセリングを行い、ご自身が気になる点や生活スタイル、精神状態等を伺います。カウンセリングの結果をもとに、矯正治療を進めるかどうかを検討して判断いたします。
歯列矯正では「ブラケット」という小さな装置を歯につけてワイヤーに沿って少しづつ歯を移動させます。強い力をかけすぎると歯の根が溶けてしまうなど副作用が出てしまうので、弱い力で動かします。少しづつ動かすので時間はかかりますが慎重に丁寧に動かしていきます。歯科医師が装置を管理しますので、装置が壊れないように食べ方を注意する、ゴムを掛ける指導を受けたときは忘れずにゴムを掛けるなどの手間が必要になってきます。
歯並びが綺麗になってブラケットを外すと歯はグラグラしています。そこで新しい骨ができて歯がしっかりするまで「保定装置(リテーナー)」といわれる装置を使います。これが「保定」です。保定装置はご自分で着脱するものが多いので保定がうまくいくかどうか、つまりきれいな歯並びが維持できるかどうかは本人次第になります。保定は歯を動かすのにかかった期間と同じだけの期間が必要になります。